お菓子作りが超苦手な私が調子に乗って作ったもの
できることが増えていく面白さ
私がどれほどお菓子作りが苦手なのかは下記のブログで書いた通りなのですが、このたび前の記事からの課題である、「スコーンの腹を割れさせること」に成功しました!!やりましたね!!
写真の手前のスコーンの真ん中のヒビが「腹割れ」と言います。
さて、コツを掴めればこちらのもの!ということで、手作りスコーンとコーヒーでティータイムを送っていましたが、人間調子に乗ると欲が出るもので、何か別のものも作りたいなぁなどと思ってしまうもの。
その時は小麦粉のストックが沢山ありましたし、少ない買い足しで何か作れないかと考えたとき真っ先に思い浮かんだのが「パン」でした。
簡易的なパンならスーパーでドライイートを買い足すだけなのでリーズナブルです。今まで手作りお菓子とは疎遠だったので気に留めもしませんでしたが、ドライイーストって普通にスーパーのお菓子材料売り場に置いているものなんですね。
今回作ったパンの材料は強力粉、砂糖、塩、ドライイート、水のみ。特別な小麦粉や天然酵母を使うわけではなく、一番簡単で家庭で作りやすい下記の方法を参考にさせてもらいました。
「パン作りは時間がかかる」と言われますが、この基本のパンの発酵時間はトータル30分ほどです。強力粉をこねるのはなかなか力が必要で大変でしたが、なんとかシンプルなパンが出来上がりました。
そして焼き上がり写真がこちら。
初めてにしてはなかなかでは…?
「手ずから作った」「焼き立てで香ばしい」「1度目でできた」というのは気持ちが弾むものです。出来上がったのが丁度お昼時で、あつあつの香ばしいパンをいちごジャム、カフェオレといただきました。
さらに調子に乗ってみた結果
それから後、さらに調子に乗った結果作ってみたパンがあります。
それは「バケット」です。
こちらは先ほどの基本のパンとは違い工程と発酵時間が増えて意外と大変でした。約10の工程プラス発酵時間がトータル2時間半超えで、生地を休ませては作業しの繰り返し。
焼く前。オーブンで30分ほど焼いていきます。
出来上がり。
表面に色むらはありますが完成です!
後に分かったのですが、パンを焼くときに表面に入れる切り込みは「クープ(coupe)」と呼ばれ、フランス語で“切り取られた”という意味だそう。
バケットと言えばこの模様!といったイメージで、あるだけでおいしそうに見えますよね。またこの切込みはおいしそうに見せるだけでなく、焼くときにこの切込みから水分が蒸発することで火の通りが良くなることから必須の工程なんですね。
レシピはこちらのものを参考にしました。
まるでお家がパン屋さん! フランスパン(バケット)のレシピ動画・作り方 | DELISH KITCHEN
そんなこんなで人生で初めてパンを作ったのですが、スコーン作りの時とは違って作業中イーストの独特の良い香り(パンの香り)がずっとしていたので、否応なしにワクワクと期待値が上がりました。
・イーストの匂い
・発酵していく生地の手触り
・オーブンからしてくるパンの焼ける良い匂い
・工程の大変さ
など今回初めて触れたことがいろいろありました。そこそこ生きている身でありながら身近にできることでも体験してないことがまだまだあるなぁと実感しました。
「なるほど、こんな感じなのかぁ」という新たな発見や気づきは新鮮で、やった事ないことをこれから少しずつ取り入れてみるのも面白いな…なんて考えています。